『千字文』、終了!

 読者の皆さんにお支えいただき、無事、『千字文』の暗誦を終えました。「文言基礎」を続けられた方は、1000回以上、『新華字典』を調べられたわけです。手になじんだ『新華字典』を身辺に置くだけで安らぎはしませんか?口をついて出てくる『千字文』の文句もあると思います。

 何はともあれ、お疲れさまでした。「絃歌酒讌,接盃舉觴」「矯手頓足,悦豫且康」と、打ち上げの宴会でもやりたいところです。

 さて、昨年、2008年12月17日のエントリー「基礎の古典」で、「文言基礎」で学ぶ内容について、次のように書きました。

対象とする古典は、識字書・散文・韻文の三種に分け、それぞれ以下のものを学びます。

  • 識字書。『千字文』を学びます。
  • 散文。『論語』二十篇のうち、学而篇・為政篇の二篇を学びます。
  • 韻文。『詩経』の詩、三百五篇のうち、数篇を学びます。

1年間の時間をかけて学ぶには、まず適当な量ではないでしょうか?

 このように計画を立てて開始しましたが、思ったほどには進みませんでした。『論語』も早めに始めようと思ったのですが、それも出来ませんでした。申し訳ありません。しかし遅れたとはいえ、計画自体は大きくはかわりません。

  • 千字文』を少しだけ復習します。
  • 論語』学而篇の一部を暗誦します。
  • 詩経』三篇ほど、暗誦します。

 私の考える「基礎」は以上の通りです。年内か、遅くとも、来年の初めくらいには終わるでしょう。

 「ポスト基礎」をどうするかについては、まだ思案中です。「文言基礎」は終了として、新たに中級コースを始めようかとも思います。ご要望などがおありでしたら、コメント欄にお寄せください。