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039 學優登仕 攝職從政
Xue2 you1 deng1 shi4, she4 zhi2 cong2 zheng4.
まず、この1行が踏まえている典故を指摘しておきます。それは『論語』子張篇の「子夏曰:仕而優則學,學而優則仕」です。「學」と「仕」というのは、孔子の学園では両立しうることと考えられていたようですね。今でいえば、大学での勉強と就職・仕事、の関係のようなものです。
「學」は『新華字典』の第1義。
「優」は第1義に「美好的,跟“劣”相对」とあります。
「登」も第1義でよいでしょう。
「仕」は1義のみで、「旧称做官」と定義されています。「下の身分の者がお仕えする」という、上下関係を含むことばなので、新中国では使わなくなったのでしょう。文言でなぜ「登仕」と熟したのかも、上下関係を念頭に置くと理解しやすいですね。
「攝」は第3義「代理」です。ただ、正規の職員が欠員のために「代理」する、というわけでなく、いってみれば、国家の職務を天子に代わって執行する、ということでしょう。
「職」は第1義。
「從」は第3義「参与」の例として「从政」が見えています。
「政」は第1義。
この1行、対句ではありません。